カフェやバーなんかのおしゃれなお店から雑貨店まで!店内BGMに隠された秘密!マスキング効果(現象)。
どうも、龍也です。
みなさん、お店に行くと店内BGMって流れてますよね?
お店の雰囲気だとか、イメージだとか。
そんなものを作り出しているBGM。
でも実はそれだけじゃないんです!
ポイントはマスキング効果。
マスキング効果というものがどんなものなのかを、
これから説明していこうと思います!
マスキング効果とは
2つの音が重なって聞こえる時、片方の音がかき消されて聞こえなくなる
現象のことを言います。
カフェにいる時、外の雑音気になりますか?
流石に工事現場などの大きな音は無理がありますが、あまり気になりませんよね?
これは店内BGMを流すことによって、
外の雑音や店内で行われる通常の大きさの話し声
他にも、騒がしい場所で相手に自分の声が届かない。
時計の針の音が暖房をつけたら気にならなくなった。
など。
エレベーターでも雑音をかき消すのにBGMを流しているところがありますね!
などの音声がマスキング効果によってかき消されているからなのです。
ではなぜマスキング効果というものが起こるのでしょうか?
マスキング効果で雑音を打ち消す条件
雑音(妨害される音)とBGM(妨害する音)との関係性が重要になってきます。
条件というのは、妨害される音と妨害する音が同じ耳から聞こえた時、マスキング効果というものが生まれます。
この効果が強くなる条件として、妨害される音と妨害する音の周波数が近いこと。
妨害する音の方が周波数が低いこと。
妨害する音の方が音量が大きいこと。
この条件を満たせば満たすだけマスキング効果を期待することができます。
この現象を知っていれば・・・
騒がしい場所で自分の声を届け理ことができるかもしれません。
時計の針の音が気になって眠れないときに、エアコンをつけて対処できるかもしれません。
外が騒がしいなって思った時にスマホでBGMを流して対応できるかもしれません。
意外と便利だと思うんですよ!
音楽とは若干違うのですが、みなさんもこの現象を利用して、少しでも快適な生活を送っていただければと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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