バンドはひとつの会社である。マネージメントを学びなさい。
どうも、龍也です。
僕は最近気づいたことがあります。
それは、バンドというものはひとつの会社であると言うこと。
会社には、もちろんマネージメントをする人もいれば、
商品を売り込むためのマーケティングも大事になってきます。
もちろん、商品を企画したり、プロデュースする人たちもいますが、
バンドマン、シンガーソングライターさんは自然とこれができている場合が多いです。
足りないとしたらプロデュース力。
そこで今回は、バンドのマネージメントがなぜ必要なのかについて書いていこうと思います。
・・・マネージメントとは?
資源(時間や人、物、お金など)の使用方法を最適にし、物事をうまく運営すること。
バンドで例えるならば、マネージャーという人がいますが、その人がやるべき事は、
物販の手伝いでもライブのブッキングを手当たり次第に取ってくることではなく、
そのバンドが出るべきライブを見極め、バンドの平均的な動員数などを考え、適切なライブスケジュールを組むこと。
定期的なスタジオ練習を入れるのではなく、しっかりと目的が確認出来る練習スケジュールを立てること。
本当に大事なのは以上の2つです。
・・・自分たちでマネージメントをするには?
仮にマネージャーを付けずに、自分たちでマネージメントをするとしましょう。
(第三者の目があった方がマネージメントには向いていますが、
あくまでも良いマネージャーさんが見つからなかった時用です。)
まずは紙とペンを用意します。
その紙に、このバンドがどこに行きたいのかを大きく書いてください。
その下のスペースに、目標に行くまでの段階をなるべく細かく書いてください。
その紙は後に、道しるべとなり、宝の地図となります。
例
東京ドームライブ!(動員3万人)
アリーナツアー決行!ラスト武道館(動員各5000〜7000人ラスト1万人)
ホールツアー決行!ラストアリーナ(動員各2000人ラスト1万人)
大きな箱ツアー決行!(動員各1000人)
小さな箱ツアー決行!ラストは大きい箱(各200〜300人ラスト1000〜1500人)
ワンマンライブ決行!(動員150人)
レコ発ライブ決行!(各動員50〜100人)
ノルマ回収(動員10〜15人)
ざっくりですが組み立ての、
お客さんのついていないバンドを想定して作ってみました。
実際は大体の期間や曲数、アルバム作成などの目安も書いておくといいでしょう。
この道しるべを参考に、何ができていて何ができていないのか。
どうしてできなかったのか。
どうすればできるようになるのか。
を話し合い、最適な道筋を探って行きます。
どんなライブに出ればいいのか。
ライブに集客するためにはどうすればいいのか。
現状の問題点は何か?
どんな曲を作ればお客さんに刺さるのか?
などなど、バンド内で話し合って課題を見つけ、
その課題の解決策を話し合いましょう。
とりあえずライブを重ねていれば勝手にお客さんが付いてくる
なんていう甘い考えはすぐに捨てた方がいいです。
きっちりとした計画と活動内容の理由を考えて行動に移す。
その積み重ねでこそ成長していくことができます。
そして何より、なるべくアーティスト目線でなく第三者目線で課題や解決策を考えることを強くお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
宝の地図を作り、それを元にきっちりと計画を立て、
是非とも成功を収めていただきたいと思います。
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