若者にしか聞こえない不快な音。モスキート音ってどんな音?正体・原理・利用方法や利用場所。
どうも、龍也です。
今ではかなり一般的になっているモスキート音。
今はその名前をあまり聞かなくなりましたが、一度は耳にしたことがあるはずです。
あの不快は音ですね。
そんなモスキート音ですが知らない人のために少し解説させていただきたいと思います。
モスキート音がどんな音なのか。どのように出されているのか。
また、どんな場所で使われているのか。
そんなところを掘り下げて生きたいと思います。
モスキート音って何?どんな音?
最初から確信を突きます。
モスキート音がどんな音かと言うと、
わかりやすいもので言えば聴力検査の時に聞こえるあれです。
とても高い音でピーーーって鳴っていますよね?
あとは耳鳴りなんかも近い音がするのではないでしょうか?
このようにとても高い音のことをモスキート音と言います。
由来は蚊が耳元を飛ぶ時の不快な羽音に似てるからだそうです。
もう少し詳しい話をすると、
人間の可聴域は20Hz〜20kHzと言われています。
モスキート音は17kHz以上の高周波の音のことを言います。
そしてこのモスキート音には人間の特性により聞こえなくなる場合があります。
いや、聞こえなくなります。
それはどう言う特性かと言うと・・・
耳の衰えです。
人間は歳を追うごとに耳が衰え、高周波が聞こえなくなってきます。
よって耳の年齢にもよりますが、
このモスキート音は”聞こえなくなる時”が必ずきます。
そのため、”若者にしか聞こえない音”なんて呼ばれたりもしています。
それではこのモスキート音。
どんな場所で使われているのでしょうか?
モスキート音が使われている場所・使用用途
先ほど説明した通り、モスキート音は若者にしか聞こえない不快な音です。
この特性を利用し、駅やコンビニエンスストア・ファミリーレストランなどにモスキート音を発する機械が設置されています。
さて何のために使われるのでしょうか?
ここまでの記事を読んでいただければお分かりかと思います。
若者に不愉快な音。
コンビニや駅やファミレスといった場所。
そう、若者のたむろ防止です。
たむろする定番の場所にモスキート音と発する機械を置くことで、防止することができます。
一見良いように思えるモスキート音ですが、逆手にとった学生もいます。
モスキート音を着信音に使った女子高生がバレて怒られた事例があるそうです。
先生には聞こえるけど自分には聞こえる。
授業中には最高な条件なわけですね。
みなさんはモスキート音を悪用しないでくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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