【バーナム効果】みんなに共感を呼ぶ作詞のコツ。
こんにちは櫻です。
皆さんは作詞をする時何に気をつけているでしょうか?
ターゲットを絞って詞を書くことが多いかと思います。
恋愛に傷ついた人。夢を追いかけてる人。
俺の場合は暴れさせることしか考えてないから、ほとんどがストーリー物。
そんな作詞の中にも、使える心理学ってものが存在することをご存知ですか?
この効果を使えば、大衆に向かって共感できる歌詞を書くことができます。
今回はそんな心理学「バナーム効果」について書いていこうと思います。
作詞する時に大衆向けに曲を作りたいなら、バーナム効果を使えばいい
— 櫻(おう)🍷@サイコパシーボーカル🍸 (@oh_vocalist) 2018年12月6日
バーナム効果はみんなが頷くような、心当たりがあるような質問をすることで、
この人俺の事わかってる…!!
と思わせるテク。
あの日
— 櫻(おう)🍷@サイコパシーボーカル🍸 (@oh_vocalist) 2018年12月6日
あの時
あの場所で
君に会えなかったら
僕らはいつまでも
見知らぬ二人のまま
この一文の中で何かが限定されるような言葉は
僕ら
2人
だけなんだよね
この文だけで言えば男目線の曲で、人数は2人ってこと以外は聞き手の想像に任せてる
こういうバーナム効果もあるわけさ
作詞に使える心理学:バナーム効果とは
バナーム効果とは、誰もが当てはまる質問を投げかけることによって、
「この人は私のことをわかってくれている。」
と錯覚させるテクニックです。
この効果を使えば、色々な人に
自分と同じ状況(心境)だ・・・
と思ってもらうことができます。
それでは具体例を挙げていきましょう。
バナーム効果を歌詞に使った実例
有名な小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」
この曲のサビを皆さんは覚えているでしょうか?
あの日
あの時
あの場所で
君に会えなかったら
僕らはいつまでも
見知らぬ2人のまま
上記の歌詞の中にバナーム効果が使われているのはわかりますでしょうか?
上記の歌詞の中で何かが限定されている語句はわずかに
”僕”と”2人”のみで、それ以外は聞き手の自由に想像できるように作られているのです。
これが誰にでも当てはまる語句を使った、バナーム効果を使った歌詞作りの方法です。
一番手軽なのは”俺”や”あたし”などの男女の一人称を使わずに”私”など男女両方が使える一人称を使う。
小田さんのようにあの時など、限定されない”あの”という言葉を使う。
このように大衆に向けて歌詞を書くときはバナーム効果を使って書いてみるのもイイかもしれません。
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